当院の認知症外来(物忘れ外来、もの忘れ外来、アルツハイマー外来)について
日本認知症学会専門医、日本神経学会専門医などの認知症専門医による診断と治療が可能な認知症には様々な種類のものが存在し、いずれも早期診断・早期治療が予後に大きな影響を与えます。また、認知症には進行を遅らせて日常生活を維持していくものもあれば、治すことのできるものもあります。前者にはアルツハイマー型認知症、脳血管性認知症、レビー小体型認知症、前頭側頭型認知症などがあります。また後者には、甲状腺機能低下症、持続的なカルシウム低下を来す副甲状腺機能低下症、クッシング症候群、ビタミンB1欠乏症、ウェルニッケ脳症、ビタミンB12欠乏症、特に高齢者では特定のビタミンが正常下限値であっても認知機能が低下することがわかっています。その他、慢性硬膜下血腫によるもの、服用中の薬剤によって引き起こされているものもあります。
通常認知症の診断と治療は専門病院や大学病院においては神経内科医が専門とするのが一般的です。特に、進行を遅らせることが治療の主体となる場合には、早期から神経内科医のケアが治療の鍵です。しかしながら脳の専門医(神経内科医)が在籍するクリニックや診療所は非常に少ないのが現状です。従いまして、受診される前に脳を専門とする医師(神経内科医、日本認知症学会専門医、日本神経学会専門医)が在籍しているかを確認することが理想です。
当院でも、認知症を診断・治療できる複数の脳の専門医(神経内科医)が在籍しており、各専門に応じて患者さまの診察と治療を行っております。また、当院敷地内に10台分の駐車場を備えており、遠方からもご家族とご一緒にご来院頂くことが可能です。
第1問
スーパー、又はコンビニエンスストアで売っているものを1分間で出来るだけ多く紙に書いて下さい。
第2問
次の漢数字をアラビア数字に、アラビア数字を漢数字にして下さい。
@209
A4054
B六百八十一
C二千二十七
第1問
4個以下----- 0点。
5〜7個 ----- 2点。
8〜10個-----4点。
11〜13個--- 6点。
14個以上----8点。
第2問
正解1問につき1点としてください。
<答え>
@二百九
A四千五十四
B681
C2027
合計得点
7点以下(5点〜7点)の場合 → 認知症の疑いがあります。
4点以下(0点〜4点)の場合 → 認知症の診察を受けることをお勧め致します。