■読売家庭版2021年3月号
2021年2月20日発刊
「頭皮の神経痛(後頭神経痛)」について解説
■美的.com 小学館
2020年12月
「美容のウソ?ホント?」片頭痛特集
記事①はこちら
記事②はこちら
記事③はこちら
記事④(2020年12月11日 18:30公開予定)
記事⑤(2020年12月18日 18:30公開予定)
■週刊SPA! 扶桑社
2020年12月8日発売
「頭痛」について解説
■大正製薬ウェブサイト
2020年11月
「コロナストレス頭痛」について解説 記事はこちら
■テレビ朝日 ワイド!スクランブル
2020年11月3日
「群発頭痛」について解説
■テレビ朝日 グッド!モーニング
2020年11月3日
「群発頭痛」について解説
■日本テレビ ZIP!
2020年10月30日
「テレワーク頭痛」について解説
■日本テレビ Oha!4 NEWS LIVE
2020年10月30日
「テレワーク頭痛」について解説
■日本テレビ news zero
2020年10月29日
「テレワーク頭痛」について解説
■フジテレビ とくダネ!
2020年10月29日
「群発頭痛」について解説
■関西テレビ 報道ランナー
2020年9月8日
「コロナと頭痛」について解説
■フジテレビ とくダネ!
2020年8月3日
「マスク頭痛の原因と対処法」について解説
■日本テレビ 「ズームイン!!サタデー」
2020年8月1日
「マスク頭痛」について解説
■日本テレビ news every
「マスク頭痛」について解説
2020年7月31日
■TBS あさチャン出演
「マスク頭痛」について解説
2020年6月17日
■テレビ朝日 くりぃむしちゅーのハナタカ!優越館
2020年2月20日19:00~ 「頭痛専門店」で出演
■テレビ朝日 ワイド!スクランブル出演
2020年1月21日
「片頭痛」についてスタジオで解説
その他過去の出演番組、新聞、雑誌等はこちら
◆当院の頭痛外来は予約制です◆
当院では、複数の頭痛診療のエキスパートドクターによる頭痛専門外来を行っております。必要に応じて関連施設でのMRI検査を致します。
小児頭痛外来、女性頭痛外来、男性頭痛外来も行っております。群発頭痛外来(入院せずに通院での治療が可能です)
担当医
日本頭痛学会認定専門医・指導医・代議員 丹羽 潔
日本頭痛学会認定専門医 篠原 伸顕
ただし初診の患者さまに関しては、時間をかけて細かく原因を特定し、治療法を選択していくため、1日に拝見できる人数に限りがあり、ご予約のない患者さまに関しては、その日のうちに診察を受けて頂くことが出来ない場合がございますので、事前にお電話にてご予約頂ければ、スムーズに受診して頂けます。
診断と治療においては最小限の検査等で十分ですが、必要な場合には当院系列施設でのMRIなどのさらに精密な検査が可能です。
また、初回の診療では治療方針が完全に決定しないことや、頭痛の種類によっては2-3か月くらいしてから薬の反応性が現れます。それまではある種の薬剤を低用量の範囲内で微調整をしながら治療を行いますので、初回の治療で全く改善がない場合でも諦めずに通院をしていただくようお願い致します。
TEL: 042-443-1120
(テレビ出演、新聞等での紹介後はお電話がつながりにくいことがございます。)
頭痛は疫学的に有病率が高く、日常生活への支障度が高い疾患です。世界的にみると有病率の高い疾患としては第3番目に、また日常生活に支障をきたす特定の原因の中で第7番目に位置づけられています。
一言で頭痛と言っても、大きく分けて300以上に分類され、その中で特に一般的と言われる片頭痛でさえも20種類以上のタイプがあり、それぞれの状態によって最適な治療を行う必要性があります。また、反対に、誤った治療をしてしまうと、もはや治療困難な状態になってしまうことがあるのも頭痛疾患の特徴です。また、頭痛=「片頭痛」、「緊張型頭痛」、「群発頭痛」と決めつけることは危険です。さらに診断が合っていたとしても、治療薬を片頭痛前兆時や痛みの強い時に服用してしまっていたり、正しくない服用法も散見されます。
頭痛が長く続いている方やすでにどこかの病院で治療を受けている方で1ヶ月に10回以上痛み止めを服用している方は治療の方向性が間違っている可能性が大きいと思われます。お一人で抱え込まず、当院へご相談ください。
頭痛の種類(一部抜粋)
前兆のない片頭痛 | キアリー奇形I型(CM1)による頭痛 | |
前兆のある片頭痛 | 脳脊髄液リンパ球増加症候群(HaNDL)による一過性の頭痛と神経障害 | |
小児周期性症候群 | その他の非血管性頭蓋内疾患による頭痛 | |
網膜片頭痛 | 急性の物質使用または曝露による頭痛 | |
片頭痛の合併症 | 薬物乱用頭痛(MOH) | |
片頭痛の疑い | 慢性薬物使用による有害事象としての頭痛 | |
稀発反復性緊張型頭痛 | 物質離脱による頭痛 | |
頻発反復性緊張型頭痛 | 頭蓋内感染症による頭痛 | |
慢性緊張型頭痛 | 全身性感染症による頭痛 | |
緊張型頭痛の疑い | ヒト免疫不全ウイルス/後天性免疫不全症候群 (HIV/AIDS)による頭痛 |
|
群発頭痛 | 慢性感染後の頭痛 | |
発作性片側頭痛 | 低酸素血症あるいは高炭酸ガスによる頭痛 | |
結膜充血および流涙を伴う短時間持続性頭痛 | 透析頭痛 | |
片側神経痛様頭痛発作(SUNCT) | 高血圧性頭痛 | |
三叉神経・自律神経性頭痛 | 甲状腺機能低下症による頭痛 | |
一次性穿刺様頭痛 | 心臓性頭痛 | |
一次性咳嗽性頭痛 | その他のホメオスターシス障害による頭痛 | |
一次性労作性頭痛 | 頭蓋骨疾患による頭痛 | |
睡眠時頭痛 | 頸部疾患による頭痛 | |
一次性雷鳴頭痛 | 眼疾患による頭痛 | |
持続性片側頭痛 | 耳疾患による頭痛 | |
新規発症持続性連日性頭痛(NDPH) | 鼻副鼻腔炎による頭痛 | |
急性外傷後頭痛 | 歯、顎または関連する組織の障害による頭痛 | |
慢性外傷後頭痛 | 顎間接症による頭痛または顔面痛 | |
むち打ち損傷による急性頭痛 | その他の頭蓋骨、頸、眼、耳、鼻、副鼻腔、歯、口あるいは他の顔面・頚部の構成組織の障害に起因する頭痛身体化障害による頭痛 | |
むち打ち損傷による慢性頭痛 | 精神病性障害による頭痛 | |
外傷後頭蓋内血腫による頭痛 | 三叉神経痛 | |
その他の頭頸部外傷による頭痛 | 舌咽神経痛 | |
開頭術後頭痛 | 中間神経痛 | |
虚血性卒中または一過性虚血 | 上喉頭神経痛 | |
発作による頭痛 | 鼻毛様体神経痛 | |
非外傷性頭蓋内出血による頭痛 | 眼窩上神経痛 | |
未破裂血管奇形による頭痛 | その他の終末枝の神経痛 | |
動脈炎による頭痛 | 後頭神経痛 | |
頸動脈または椎骨動脈痛 | 頸・舌症候群 | |
脳静脈血栓症(CVT)による頭痛 | 外的圧迫による頭痛 | |
他の頭蓋内血管障害による頭痛 | 寒冷刺激による頭痛 | |
頭蓋内圧亢進性頭痛 | 器質的病変による脳神経・上部頸部根の圧迫、刺激または捻転に起因する持続痛 | |
低髄液圧による頭痛 | 視神経炎 | |
非感染性炎症疾患性頭痛 | 眼球糖尿病性神経障害 | |
脳腫瘍による頭痛 | 帯状疱疹による頭痛または顔面痛 | |
髄注による頭痛 | トロサ・ハント症候群 | |
てんかん発作による頭痛 | 眼筋麻痺性片頭痛 | |
中枢性顔面痛 | その他の頭部神経痛または他の中枢性顔面痛 |
国際学会での院長の最新の研究発表内容
女性頭痛外来について
女性の頭痛は男性の頭痛とはメカニズムが異なります。ドラッグストアで購入できる女性向けの頭痛薬の主成分は「解熱鎮痛薬」ですが、これらで完治できる頭痛は全頭痛のうち限られたものです。特に、女性の頭痛の場合には漢方薬などが著効することもあり、自然な形で頭痛を起きなくしていくことが可能です。
また、月に10回以上痛み止めを内服している方は早急に治療が必要です。
男性頭痛外来について
男性の頭痛の場合、特に注意が必要なのは脳血管に関わる疾患による頭痛です。連日のように頭痛が続く、悪化していく、などの症状がある場合には脳腫瘍などの可能性もあり、絶対にこれらを否定しておく必要があります。また、男性の場合仕事中に起きることも多く、これは集中力や判断力など本来の能力を著しく下げるため、個人のみならず、社会全体にとっても経済損失が大きいと言われています。
頭痛外来では患者さまそれぞれの生活スタイルを考慮しながら治療方針を決めていきます。
小児頭痛外来について
頭痛は成人に限らず子どもでも比較的多い疾患です。子どもの頭痛では眼、鼻、耳、胃腸など思いもよらないところに原因があることも特徴の1つです。また、18歳くらいまでは臓器が完全に発達していないこともあり、誤った市販薬の服用など、初期治療を誤ると脳に間違った刺激を与え、もはや治療困難な状態に陥ることがあります。何か怖い病気ではないかという心配そのものが頭痛の回復を遅延させていることがあります。特に、小児にとっては「お医者さんに診てもらう」ということ自体が治療になると言われています。
治療に関しては薬物療法、マッサージ、頭痛体操などが中心となります。特に薬物療法に関しては、他の医療機関にはない特別な配合の薬剤を患者さま一人一人の症状に応じて、配合比率と用量を変えて処方を行ったり、ある種の薬剤をごく低用量な特殊な用量にして処方を行います。
原因箇所: | 脳、首、肩、眼、頭蓋骨、耳、鼻、副鼻腔、歯、口、あごなど |
原因: | 脳卒中、脳腫瘍、感染症、首や脳の外傷、希少疾病、心臓病、 血圧性、てんかん、ホルモンバランス、薬剤性、機能異常など |
痛みの場所: | 頭、側頭、後頭、さらに片側か両側かなど |
痛みの様: | のような痛みか、痛む時間、いつ痛むか、どれくらい続くかなど |
頭痛時の 身体的所見: |
首、目、鼻の状態、 特定の動作によって起こる兆候や変化、 頭痛の前に出る体の兆候 |
持続時間: | 数秒、数分~数十分、1~2時間、数時間、半日、丸一日、 2日間、数日、1日おき、1週間、1か月、3か月、1年、 数年、1~3年に1回など |
日本では頭痛を正確に診断できる医師は非常に少ないため、ほとんどの患者さまが非専門医に受診し、本来治るはずの治療を受けることができていないのが現状です。特に、頭痛が頻繁に起こり、慢性化している場合には専門医による診断は必須であり、治療への近道と言えます。最近では頭痛を起きなくする方法が複数わかってきており、個々の患者さまの千差万別な頭痛に合わせた治療を行うことが可能となりました。
当院の頭痛外来では3人の頭痛のエキスパートドクターによる頭痛治療を行っており、慢性的な頭痛でお悩みの方、ご自身の頭痛に関して正確な診断を受けたい方、頭痛が起きないようにしたい方、症状の改善がなく病院を転々としている方は一人で抱え込まず、当院へぜひご相談ください。